先日祇園のBar El Tesoro のバイトの面接行って、
結果から言うと、多分落ちたんだけれど、
(やっぱり経験者じゃないと駄目ね、カクテルとか)、
けれど、そこのマスターの大塚さんと色んな話で盛り上がり、
「とりあえずかっこいいバーテンダーがいるから、行け」 と紹介されたのが、
写真の Bar RockingChair http://bar-rockingchair.jp/enter.html
の坪倉さん
glowという曲を、お気に入りの歌い手さんが歌ってくれました↓
既出だったかな。↑
#################
昨晩、内定者懇親会は梅田で開催され、
いつも通り、めんどくさいから宴会モードで臨んだ。
とりあえず喋くり、飲むんだ。
ビールでたぷたぷになったお腹で、阪急に乗り、河原町へ。
意外にも今月入った(別件の)バイト代が、そこそこ財布にあったので、
いい機会だ。RockingChair行こう、と。
#################
梅田にて
梅田の飲み処の一室に着いて、まず第一に思ったことは。
女の子ゼロ!?
関西内定者7人中、7人男だという。
しかも7人中6人が院生(M過程もD過程も)、 その残りの一人というのが、僕 (学部4年生)。
7人中6人がコーディング経験者
気が合う仲間と飲むときは、横耳で話を聞いたり、横槍を入れたりするのが好きなのだが、
初見だったり、大人数だったりするときは、 『宴会モード』を発動させるのです。
率先して会話をし、とりあえずビールを飲む、飲ます、喋くり、振る振る。
こうしてるのが、一番ラクなのだ。
相手に気を使わせずに済むし、
僕自身も、何も考えずに突っ走ればいいだけなのだから。
###################
ソフトウェア開発だったり、システム構築の経験や、
それなりにアカデミックな背景のある人ばかりで、
それに対して、
「なんで お前は ここにいるんだ?」
という質問が飛んでくるのは、
容易に想像できた。
だけど、その質問に対する答えは、用意していなかった。
素朴に、素直に答えたつもりでも、
諸兄は納得しておらず、
しかし僕は、彼らが納得できないことに対して、 憤慨もしないし、悔しいとも思わない。
僕を理解されたいとも思わないし、 彼らを理解できないとも思わない。
どちらかというと、彼らは僕をよく理解していた。
つまり、彼らの言うことは、もっともだったのだ。
##########################
「湘南ゴールドです」 と、確かそう言われたと記憶している。
「食後です。梅田で、結構飲んで来ました。就職活動中でいろいろ考え込んでます。ジンベースで何か。」
と言ったら出てきたカクテルだ。湘南ゴールド
ジントニックを「湘南ゴールド」という品種の柑橘で匂い付けしたもので、とてもおいしく頂きました。
El Tesoroの大塚さんといい、 RockingChairの坪倉さんといい、
就職活動で出会う人とはタイプこそ違えど、 なんと魅力的な人だろう。
ここで書いたノートの走り書きは、今見てもまったく読めた文字ではない。
しかし強く覚えているのは、
『「人で決めました」と言う人がよくいるが、もし本当に「人の魅力」で就職決めるのであれば、
僕はバーテンダーにだってなりたい』
などと考えたことだ。 一晩明けて、とてつもなく恥ずかしいが。
########################
システムエンジニアだったり、
ゲームプログラマだったり、
Webデザイナーだったり、
音楽だったり、
そのための道を、心を痛めて選択してきた人がいて、
その都度、 逆に言えば彼らは何らかの選択肢を捨ててきたわけで。
それに対して、今まで怖くて何も捨てられなかった俺が、
真っ青な全能感を振りかざし、彼らにしてみれば神聖な専門分野に土足で上がりこんでくるのは、
非常に見苦しかろう。心苦しかろう。イライラするだろう。
たぶん色んな方面で、イライラさせてるんだろうな、と。
「軽い気持ちでやりますできますとか言ってんじゃねぇよ」とか。
「結局ただの気まぐれだろ」とか。 更に悪いことに、僕自身もそう思うのだから。
自分自身でも、この真っ青な自信過剰に、青くて青くてイライラする。
いつまでも、何でも出来る、やればできる、じゃだめだろ、と。
死ぬ気のやる気さえあれば、
プログラミングだってできる、
ビジネス分野でも結果が残せる、
クリエイターに関われる、そんなこと、
今まで捨てられなかったものがたくさん残っている。
ひとつひとつが強烈に自己主張しているから、厄介だ。
真っ青な自信過剰、ということの意味だ。
######################
「お口に合いましたでしょうか」
はい、おいしいです。
「信じた道をいけばいいんじゃないですかね」
と、簡単に言ってくれるけれど、。。確かにおっしゃる通りでして。
以前様々なひとから 「お前は今、自信を失っている! (ビシーッ 」
と言われたことの意味が、 今なら多少わかる。
自 を 信 ね。
すんません、チェックで。 貧乏学生なんで、一杯だけですんません。
「お会計、こちらになります」
おぅ やっぱり、立派なお店は、お会計も違うな・・・・。
ごちそうさまでした。
”
ねぇ 消えて 消してよ
そう願っていたのに
どうして こんなにきつく抱きしめてるの
”
glow
※この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などは、現実のものと関係ありません。 (就職がらみなので)