東京駅から帰る夜はいつだって、
丸の内サディスティックがしっくりくるはずだった。
夜行バスで東京を離れるときの丸サディ。
しかしなぜか昨日の晩は、手嶌葵の Beauty&theBeast を聞き続けていた。
やけに染みる。
疲れたときの風呂みたいな。
採用の人やツイッタで知り合った人、先輩や同期、更に言えば社会そのもの、
の厳しさと優しさに触れたからかも知れない。
過ぎし10日の面接は、いわゆる役員面接だったという。
終わってから、
「あの人、役員やでww」
とか言われ、びびった。終わってからびびった。
1時間×3人 と話続ける、みたいな形式の面接で、表向きには一人目と三人目は
「雑談」ということになっているのだったが、
じゃあそのお手元の黒いファイルは何ですか?
###########
例によって、夜行バスで10日は朝から東京入り。
しかし面接は16:30。
東京のスタバでずっとプログラミング特訓していた。
ゲームプログラミング。
しかしこれは、第一志望の企業のための特訓であって、この企業のためではない。
「この企業」とは
第一志望ではないにしても、1.5志望であることは、自分の中でも確かなのだが。
是非 行きたい企業のひとつなのだ。
是非 行きたいのだ。それは確かなのだ。
###########
帰り際に、
「はい、今日はもうOK。問題ナッシング。
あとはもう、君次第だね。
社長と握手してもらったら、はいおしまい、です。」
ずっと、品定めされる側の人間だと認識していたから、いきなり決めろと言われれば、
それは戸惑うだろうよ。
「4月1日からもうシュウカツしない、それでどーだ。」
そんな言い方ねぇだろうよ。
そんなもんなのか、人生って。
他の可能性、それこそ、 「夢」 と向き合う時間は?
###########
面接など全ての日程が終わり、夜行バスで東京を発つ直前、 夜23時くらいに
東京は八重洲に勤めている同期と、
小一時間だけ一緒に飲む時間ができた。
彼も、僕が最も尊敬すべきアメフトのチームメイトなのだ。
つまり、外の人が知らない、バリバリのグッチャグチャのゴリゴリの俺を知っている。
むしろそのイメージが強いのだろう。
「お前は今っ、 自信を失っている!」 ( ビシッー!!
そ、そうかなぁ・・・?
むしろ今の心境としては、これ以上どうやって自信満々になったらええねん、くらいなのに。
「つまり、そういうことだろう?「これ以上にない」って認識しているってことが問題だ」
確かに、発想の転換、いや論理的に正しい。
「ちょぼちょぼ、書類落ちてたり」
うん、それも事実として正しい。
「だから自信を取り戻せ! 女紹介しようか?」
うん、それは事実として嬉しい。
そして、「自信」を言われたのは、この日、実に3回目だったのだ。
############
「フィードバックを重要視するんですよ」
ふぃいーどばっくー?
面接(表向きには雑談) の一人目の入社4年目の人だった。
「今の面談で、僕が何を感じたのか、君に感じたことを今から伝えます」
それは有難い。
いつも面接とか選考とか言ったら、品定めされるだけされて、
何で通ったの?何で落ちたの?という疑問だけ宙に浮いたままだから、
おしえてくれ。
「めっちゃ はきはきしてて、 体育会系だなぁ、と思いました。」
いや、そうでしょうよ。そうだもの。ウリだもの、そこは。
「ただ、 もうちょっと自信【この日、1回目】を持っていいんじゃない?
自信を持ってバチー!ってモノを言い切ってもいいんじゃない?」
!
へぇ、そう見えるのか。十分自信満々な風貌、振る舞い、物腰のつもりだったのだが。
この時は、
「まあ、そういう風に見る人もいるにはいるだろうな・・・」 とくらいにしか思ってなかった。
しかしこの日この後、前述の同期を含め、あと二人にほぼ同じことを言われることになった。
#################
僕が今、
「変化する、変化を怖れない。 変化に伴う痛みを、よしとする」
というモットーで動いているのにはワケがある。
めちゃくちゃ簡潔に言うと、
「変化できなかったことで、自他共に、無自覚に傷つけてきた」 という後悔があるからだ。
無自覚に、というのがポイントなんです。
問題はいつでも無自覚なのです。自覚できる問題というのは、本当に根本的な問題ではないです。むしろ、自覚できないところにこそ問題があるのです。それが問題なのです。つまり、自分が問題としていないところにこそ、自分の問題がある、と言っても過言ではない。
「そういうことで、僕は、変わる、変えるということに関しては、
ただの軟派な考えではなく、 実利のために変わるのです」
「そうか、お前の考えはよーく分かった。
しかし、そういう後悔があるのは分かったけれど、
そろそろ今の自分に自信【この日、2回目】を持っても許されるんじゃないのか?」
別に自信喪失しているわけではないんだがなぁ。
自分を失っているわけでもない。
自分の根の部分は、しっかりしているし、変わっていない。
#################
それ以外の部分なのだろう、だから。
第一志望は某カヤック です。
これは本気の恋、もしくはそれを思い出させてくれたもの、
適わなくても感謝するべき出会い。
「自信、ね。一番理解しがたい。今の自分に「自信」が必要だなんて」
そういう理由なのかもしれない。
これが染みる夜なのは。
↓↓
#################
"
Bitter Sweet and Strange
Finding you can change
Learning you were wrong
"
Beauty and the Beast..
丸の内サディスティックがしっくりくるはずだった。
夜行バスで東京を離れるときの丸サディ。
しかしなぜか昨日の晩は、手嶌葵の Beauty&theBeast を聞き続けていた。
やけに染みる。
疲れたときの風呂みたいな。
採用の人やツイッタで知り合った人、先輩や同期、更に言えば社会そのもの、
の厳しさと優しさに触れたからかも知れない。
過ぎし10日の面接は、いわゆる役員面接だったという。
終わってから、
「あの人、役員やでww」
とか言われ、びびった。終わってからびびった。
1時間×3人 と話続ける、みたいな形式の面接で、表向きには一人目と三人目は
「雑談」ということになっているのだったが、
じゃあそのお手元の黒いファイルは何ですか?
###########
例によって、夜行バスで10日は朝から東京入り。
しかし面接は16:30。
東京のスタバでずっとプログラミング特訓していた。
ゲームプログラミング。
しかしこれは、第一志望の企業のための特訓であって、この企業のためではない。
「この企業」とは
第一志望ではないにしても、1.5志望であることは、自分の中でも確かなのだが。
是非 行きたい企業のひとつなのだ。
是非 行きたいのだ。それは確かなのだ。
###########
帰り際に、
「はい、今日はもうOK。問題ナッシング。
あとはもう、君次第だね。
社長と握手してもらったら、はいおしまい、です。」
ずっと、品定めされる側の人間だと認識していたから、いきなり決めろと言われれば、
それは戸惑うだろうよ。
「4月1日からもうシュウカツしない、それでどーだ。」
そんな言い方ねぇだろうよ。
そんなもんなのか、人生って。
他の可能性、それこそ、 「夢」 と向き合う時間は?
###########
面接など全ての日程が終わり、夜行バスで東京を発つ直前、 夜23時くらいに
東京は八重洲に勤めている同期と、
小一時間だけ一緒に飲む時間ができた。
彼も、僕が最も尊敬すべきアメフトのチームメイトなのだ。
つまり、外の人が知らない、バリバリのグッチャグチャのゴリゴリの俺を知っている。
むしろそのイメージが強いのだろう。
「お前は今っ、 自信を失っている!」 ( ビシッー!!
そ、そうかなぁ・・・?
むしろ今の心境としては、これ以上どうやって自信満々になったらええねん、くらいなのに。
「つまり、そういうことだろう?「これ以上にない」って認識しているってことが問題だ」
確かに、発想の転換、いや論理的に正しい。
「ちょぼちょぼ、書類落ちてたり」
うん、それも事実として正しい。
「だから自信を取り戻せ! 女紹介しようか?」
うん、それは事実として嬉しい。
そして、「自信」を言われたのは、この日、実に3回目だったのだ。
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「フィードバックを重要視するんですよ」
ふぃいーどばっくー?
面接(表向きには雑談) の一人目の入社4年目の人だった。
「今の面談で、僕が何を感じたのか、君に感じたことを今から伝えます」
それは有難い。
いつも面接とか選考とか言ったら、品定めされるだけされて、
何で通ったの?何で落ちたの?という疑問だけ宙に浮いたままだから、
おしえてくれ。
「めっちゃ はきはきしてて、 体育会系だなぁ、と思いました。」
いや、そうでしょうよ。そうだもの。ウリだもの、そこは。
「ただ、 もうちょっと自信【この日、1回目】を持っていいんじゃない?
自信を持ってバチー!ってモノを言い切ってもいいんじゃない?」
!
へぇ、そう見えるのか。十分自信満々な風貌、振る舞い、物腰のつもりだったのだが。
この時は、
「まあ、そういう風に見る人もいるにはいるだろうな・・・」 とくらいにしか思ってなかった。
しかしこの日この後、前述の同期を含め、あと二人にほぼ同じことを言われることになった。
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僕が今、
「変化する、変化を怖れない。 変化に伴う痛みを、よしとする」
というモットーで動いているのにはワケがある。
めちゃくちゃ簡潔に言うと、
「変化できなかったことで、自他共に、無自覚に傷つけてきた」 という後悔があるからだ。
無自覚に、というのがポイントなんです。
問題はいつでも無自覚なのです。自覚できる問題というのは、本当に根本的な問題ではないです。むしろ、自覚できないところにこそ問題があるのです。それが問題なのです。つまり、自分が問題としていないところにこそ、自分の問題がある、と言っても過言ではない。
「そういうことで、僕は、変わる、変えるということに関しては、
ただの軟派な考えではなく、 実利のために変わるのです」
「そうか、お前の考えはよーく分かった。
しかし、そういう後悔があるのは分かったけれど、
そろそろ今の自分に自信【この日、2回目】を持っても許されるんじゃないのか?」
別に自信喪失しているわけではないんだがなぁ。
自分を失っているわけでもない。
自分の根の部分は、しっかりしているし、変わっていない。
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それ以外の部分なのだろう、だから。
第一志望は某カヤック です。
これは本気の恋、もしくはそれを思い出させてくれたもの、
適わなくても感謝するべき出会い。
「自信、ね。一番理解しがたい。今の自分に「自信」が必要だなんて」
そういう理由なのかもしれない。
これが染みる夜なのは。
↓↓
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Bitter Sweet and Strange
Finding you can change
Learning you were wrong
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Beauty and the Beast..
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